宮崎

もうTwitterでつぶやいちゃいましたけど3連休の最終日に「崖の上のポニョ」を観てきました。さすが休日というか、新宿バルト9は親子連れでいっぱいでした。ちびっ子がポーニョポーニョ歌っててかわいかったです。ぼくらが行ったのは朝の初回だったんですけどほとんど座席は埋まっており、次のお昼の上映は満席になる程の盛況ぶり。すごい。
もうとにかくポニョがかわいいので、ぼくのお友達の人はみんな観ておいて損は無いと思います。できれば完全にネタバレのない状態で観て驚いてほしいところなんですけど、いわゆる広告でよく目にするお魚のポニョの姿に引いてしまっている人もだまされたと思ってまんまとだまされてみるのも一興だと思います。
竹熊健太郎氏は宮崎さんの悪夢みたいなことを言ってましたが、別にそんな感じはしなかったと思いますし、あれぐらいの不条理(に思える)な展開は絵本や童話の世界なら普通じゃないでしょうか。「過去のどの宮崎アニメとも似ていません」って竹熊氏は言ってますけど、ぼくは「パンダコパンダ雨ふりサーカス」を連想しましたし、たぶんパンコパあたりを楽しく見られた人なら抵抗なく楽しめるんじゃないかと思いました。見終わった人もそんな反応に苦慮してる風でもなかったし、「面白かったね」っていう声も聞こえてきました。実際ぼくらもすごい楽しんだわけですし。なんていうか、竹熊氏の思い込みで周りの反応もそうだったに違いない、みたいな意図的な物をとても感じるのですがポニョのネガティブキャンペーンをすることで何か竹熊氏に利する所があるのでしょうか。とても気になります。
まぁそれはさておき、とりあえずアニオタ的には作画方面では海の表現とか奔放なイメージの爆発みたいな映像が連続しており目が離せないところですが、内容について暗喩みたいなのを詮索しだすのは今回はちょっと野暮かなと思います。できなくはない所もあるんですけど、千尋とかと違ってメッセージ的な物は少なめに感じましたので童話だと割り切っちゃった方が楽しいと思うんですけどねー…。
とりあえず他に見た人がいたら、ビールでも飲みながら「ポニョ可愛かった会議」を執り行いたいです。
次はスターシップトゥルーパーズ3が観たいなぁ〜

あ、そうそう、ポニョを観たあとの夕方に阿佐ヶ谷の釣り堀「寿々木園」にて金魚を釣ったりしました。いつになく大漁でしたよ…