もう8月かぁ

作業の予定が着々と遅れつつあります。自分の集中力の無さが一番の問題だということはわかってるので、もっと気合入れてがんばらなきゃなぁと思います。
しかしやろうと思ってることについていろいろ情報が出てきたのでかるーく調べていくと、なんか最初に思ってたよりも難しいことをクリアしないとダメそうな雲行きです。まさか自分でサーバを用意しないといけないなんて…。一旦予定を考え直すのもアリかもなぁなんて弱気になったりしています。でもあんまりグズグズもしてられないんでホントにがんばります。
ところでぜんぜん話変わって、巨大掲示板まとめサイトの記事「ライトノベル作家って生活できないって本当?」というのを読んでしまって、いずこも大変だなぁと思いました。
というか、そちらのまとめの方では大体何万部刷ったら収入がいくら、みたいな話で興味深くはあったのですが実際の仕事内容みたいなものに突っ込んだ話が無かったなぁと。まぁぼくら部外者が持つ小説家のイメージって、ただひたすら机に向かって小説書いてるんだろうなぁみたいな感じで、それ以上はあんまり想像もしたことがなかったりしますし。煮詰まったりして大変なんだろうなぁぐらいは思ったりしますが。
ところで先月、仕事が無くて自由なのをいいことに実家に帰省した折に義姉から聞いた話ですが、なんでも義姉は少し以前から小説家を志していたそうで、件のライトノベルを出版している出版社などにも出向いて実際のところを編集者から聞いてみたそうです。
するとライトノベルの作家としてデビューするのはかなり大変、というかデビューしてからが本当の地獄なんじゃないかと思ってしまうような話でした。
どこでも同じやり方ではないと思うのですが、その出版社では新人はデビュー時に最低でも文庫にして2冊分(3冊だったかも)の原稿を用意してないといけないそうです。そうしてまずデビュー作は表紙と挿絵に多少人気のある作家さんを付けてデビューとなります。で、単行本2冊を同時発売だったか短い期間で連続的に発売するのかちょっと詳細を忘れましたが、とりあえず最初のつかみとして人気の絵師さんでジャケ買いを促し、1巻と2巻の売れ行きを見るそうです。
1巻だけ売れて2巻が売れなかったら、それは絵師のインパクトだけで中身の文章が伴っていなかったと判断されます。2巻の売り上げが1巻よりもそれほど落ち込まなければ、それは中身で読者を引っ張ることができたということだそうです。
というわけで2巻の売れ行きが芳しくなかった場合はそこで終了、もし1巻も2巻も好調に売れればめでたく続刊を発行する運びになるのですが、ここで気を付けないといけないのは、この最初の2冊で付いてくれた読者を待たせてしまってはいけないということです。だいたい一月以上音沙汰が無い新人は存在を忘れられてしまうのだとか。したがって2巻の発売から1ヶ月以内に3巻を出さないといけないわけで。そんな感じで新人のうちは月1冊のペースで新刊を出し続けることになるそうで。
絵を描いたりするのに比べたら文章はラクっぽいイメージがあるかもしれませんが、創作することの苦労って媒体が変われど結局あんまり変わらないんじゃないかと思います。しかもそれを、文庫本1冊分の文章量を一月で、っていうのは相当にハードだと思います。まぁ人気が安定してくればもう少し刊行ペースを落としても大丈夫なんでしょうけど、ラノベ作家になるのも相当狭き門なのだろうとは思いますが、続けるのも大変っぽいです。