龍桜

ちょっとコンビニでモーニングを立ち読みしました。で、三田紀房の「ドラゴン桜」なんですが。
以前からたまにちょこちょこ読んでて面白いなぁと思いつつ、単行本を買うまでに至っておらず、そうこうしているうちにドラマ化だそうじゃないですか。なんか、先日のCDの話にも通じるところなのですが、世間の話題になってしまうと手を出しにくくなるというか、またAmazonで全巻購入かぁ?なんて考えてしまいます。
で、三田紀房といえば僕も学生の頃にスピリッツとか毎週買ってたんですけど、あの頃から結構好きな作家さんでした。いつも高校野球をテーマにした漫画を描いていて、どれも結構ジーンとくるいい漫画だったと思います。なんというか、ホントにこの人野球が好きなんだなぁと。まぁ僕はと言えば実際の野球に対してはプロアマ問わず全く興味がないというか、高校野球に関しては「飛べ!イサミ」の一件から憎んでさえいるといってもよいほどなのですが、野球をテーマにした漫画は抵抗なく読んだりします。
今や「ドラゴン桜」の三田紀房なのかもしれませんが、僕にとってはやっぱり野球漫画の人って感じだったんですけど、ある時三田紀房のちょっと変わり種の漫画がスピリッツで始まりました。
「詐話師」っていう競馬の漫画なんですけど、テーマがすごく変わっておりまして、主人公は競馬に負け続けのダメ人間なんですがある日競馬場で会った老人の予想で連勝してしまいます。そこで迎えた最終レース、これまでの賞金を全額つぎ込んで老人が言う通りの馬に賭けるのですが、なんとこのレースに限って老人の予想は外れ、主人公の代わりに馬券を買いに行ってくれているはずの老人も行方がわからなくなってしまいます。
なんとこれが「詐話師(さわし)」という人のやり口で、カモとなる人を完璧な予想で勝たせて完全に信用させておいて、最後にいい気分のままお金を頂戴してドロンしようというわけなのです。主人公はなんとかしてあのときの老人を見つけ出し、老人に弟子入りを申し込みます。で、色々あった末になんとか一人前の詐話師として迎えた最終レース…、というところで僕はこの「詐話師」の最終話が載っているスピリッツを買い逃してしまったのです!!
この「詐話師」、どうやら単行本も出てないみたいだし、読んでたって人の話も聞きません。もう、このお話が一体どんなラストを迎えたのか気になって仕方がないのですが、誰か教えていただけないでしょうか。